ボクの葬送行進曲～絶望のドグマ～

ボクの葬送行進曲～絶望のドグマ～
作詞・作曲：山本重夫　編曲：直井凌

ボクの言葉をただ　聴いて欲しいのに
キミはいつもボクのこと　否定してばかり　
マジョリティーのキミは　ボクの事なんか
なんにも分かる筈ない　絶望のドグマさ

だからボクはキミの　顔色うかがい
キミが喜ぶ様な　言葉を探してる

ボクはキミの中で造られて　違うボクに変わってく
キミが仰ぐ常識の　牢獄の隅で佇んでる
ボクはキミの中で歪んでく　姿さえも無くなってく
本当のボクは消化されて　排泄されるだけ

マイノリティーのボクは　分かっているんだ
キミはボクの上面だけ　愛しているんだと

キミががっかりする　事だけ怖くて
ボクはキミの中の　ボクを演じている

ボクはキミの世界踏み込んで　嘘の鎧を纏った
ボクの部屋の一歩外は　ボクと違う奴等ばかりいて
ボクはキミの中で錆びてゆく　心軋み朽ちてゆく
本当のボクを閉じ込める　精神安定剤飲み干して

 
ボクはキミの中で腐ってく　記憶さえも潰れてく
多数決の世の中の　鉄格子の中崩れてゆく
ボクはキミに抱かれ死んで行く　本当のボクを隠して
キミが泣いてくれるなら　立派に死ねるよ
素敵に消えるよ　それでいいんだよ